治療の流れ

治療について

当院での入院・手術希望の患者さまは、まず医師の診察を受けていただき、問診、診察、各種検査を行います。 必要な検査について採血、心電図、単純レントゲン、CT、心臓超音波です。必要に応じて、MRI、下肢超音波、呼吸機能検査も行います。他院で検査が済んでいる項目があれば外来受診時に持参してください。内服薬の確認が必要ですのでお薬手帳を持参してください。
治療についてイラスト

入院について

入院日は基本的に手術の前日になります。入院後に担当医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフから入院治療の説明があります。部屋のご希望は入院前に伺いますが、入院中に変更希望があればお問い合わせください。その他、わからないことがあればいつでも病院スタッフへお問い合わせください。
入院施設写真
入院施設写真2枚目

手術について

麻酔は全身麻酔、腰椎麻酔、局所麻酔を組み合わせて手術後に痛みの少ない治療を心がけます。手術は日本整形外科学会から認定を受けた専門医が担当します。最小侵襲手術(MIS)にて身体への侵襲の少ない手術、手術支援ロボットMakoを使用して正確な手術を行います。
手術写真

手術後の治療について

リハビリは手術翌日から行います。手術後から2、3週間の入院を想定してリハビリを進めていきます。術後1週間は歩行器での歩行、以降は可能な範囲で杖もしくは独歩を目標にリハビリを行っていきます。術後のアイシングは非常に重要です。当院では手術後から24時間連続でアイシングを行う機械を用いることで手術後の炎症、痛みを軽減させます。 抜糸は手術後10日目から14日目に行います。
手術後の治療写真
冷却療法装置「アイシングシステムCE4000Ⅱ」
冷却療法装置「アイシングシステムCE4000Ⅱ」
冷却療法装置「アイシングシステムCE4000Ⅱ」
アイシング機器(日本SIGMAXホームページより / 写真左から2・3・4枚目)

退院後について

退院後の通院は定期的に行っていただきます。術後から1年後からは半年から1年おきに診察、画像検査を行っています。退院後も必要であれば通院リハビリも行います。遠方からの患者さんに対しては通院しやすい病院、クリニックへ引き継ぎをさせていただきますので紹介状必要の旨をお申しつけください。
退院するイラスト